Un style de vie plus durable par réalisateur japonais Tetsu Shiratori | Flat magazine
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美しい地球を守るために 

 

みなさん、こんにちは。 

映画監督・声優の白鳥哲と申します。 

私には生まれる前の記憶があります。 

それはおそらく中間生のものだと思うのですが、 

私は地球に向かう宇宙船の中で相談し合っているのです。 

「地球を守っていこう。人類を救っていこう…。」 

そう決意して地球に下りて来た、という記憶です。 

そのこと自体は、長い間忘れていたのですが、 

ある出来事がきっかけとなって思い出され、その後、生まれる前の記憶であったのだと認めるようになりました。

 

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2007年、私は連日連夜『魂の教育』という映画の編集作業を行っていました。 

そんなある日、「自分の声が響いてこない」「聞こえない」ということに気づいたのです。 

次に、うまく食事が飲み込めなくなっていきました。そしてだんだんと声が出なくなってしまったのです。声優や俳優の仕事もしていますので、声が出ないというのは致命的なことでした。病院を転々としましたが、どんどん症状が悪くなっていき、やがて脳腫瘍であることがわかったのです。 

腫瘍部が下位脳神経という脳の中心部に位置していたものだったので、検査入院こそすれ手術しようにも手の付けようもなく治療行為が出来ない状態にありました。 

病院からは退院許可が出ました。 

見放されたと思い途方に暮れましたが、私は絶望の淵に立たされながらも、出来る限りのことをしていこうと思いました。世界中の様々な療法を学習し、片っ端から体験しようと決意したのです。 

西洋医学、東洋医学、ホメオパシー、アーユルヴェーダ、スピリチュアル・カウンセリング、イメージ療法、ヒーリング、ホルミシス療法…思いつく限りを学び、体験していきました。 

 

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発症から3ヶ月後の2008年の年明け、あることを思い出しました。 

2006年に公開した映画『ストーンエイジ』の中に、悪性腫瘍を治した実話を映画の中に取り入れていたのです。「そうだ、がんの実話を描いていた!」と思い出したのです。『ストーンエイジ』には、「水からの伝言」の江本勝氏が波動カウンセリングで悪性腫瘍を治したという実話を取り入れていました。 

波動カウンセリングでは、昔から言われる「病は気から」の「気」の部分を周波数として測定します。例えば、「怒り」という周波数は、カルシウムを沈着させやすくします。これは血糖値を上げ、臓器の肝臓を痛める傾向があります。「悲しみ」は肺、「抑うつ」は胆嚢、「嫉妬」は胸腺、「固執」したりすると肛門に影響が出てきます。波動測定によって、意識の振動の乱れが肉体に出てくる過程がわかります。 

私は真っ向から、波動カウンセリングに取り組みました。 

測定される様々な感情毒素を受け入れるのです。例えば「怒り」と測定されたら、この「怒り」を感じた時の出来事を思い出します。「そういえば『スト-ンエイジ』の撮影現場で激しい怒りを持ったな…」と、その時の感情を思い出していくのです。「何なんだ!くそ!」と、その時の自分の怒りの感情をひとつひとつ言葉にして吐き出し、その時抱いた感情をすべて肯定していきました。「そうだよね、そうだよね。君は何にも間違ってないよ。」と、自分が言ってもらいたい言葉を自分自身に言い続けました。そして、最後に「そんな思いさせてごめんなさい。許してください。」と、自分自身に謝ったのです。すると気持ちが許されていくことがわかりました。 

波動カウンセリングで出される過去の感情の問題を全部受け止めて、それを肯定して心から謝って…肯定して心から謝って…と、全部洗いざらい、自分の過去の意識の中に眠っている問題や記憶を全部受け入れて許すということをひたすら続けました。すると、出なかった声が出始め、無くなっていた肩の筋肉が元通りになり始め、曲がっていた舌が元に戻っていったのです。

 

「意識はすべてを知っている。そこにすべてのカルマ(行為)の記録が畳み込まれている。その記録の中の問題を許して手放さないでいると、同じことをまた繰り返すことになるし、その問題を肉体レベルで体験することになる。意識が現実を作っているのだ。」ということを確信しました。過去の問題も、未来の問題も、今この瞬間にある。全ては自己責任であると思いました。「すべてを受け入れていこう、赦して、愛に変えていこう」と、そのとき決意しました。 

量子レベルではすべての存在が絡み合っていて、情報を共有し合っています。目の前で起きる出来事は、全て自分と関連しているので、自らが解決しない限り進化出来ないのです。そのことに気づくと、一見他者のことに思える出来事も自分の中の問題であるということがわかってきます。それがわかれば、例え「何でこんな理不尽で許し難いことが目の前に起きるのだろう…」という思いに囚われていても、徐々にそれを受け入れようと努力し始めることが出来ます。赦し難いという思いを受け止め赦す。この「心根を浄化する」ということをこの闘病経験で学びました。 

2008年10月25日慶応大学でMRA検査をした結果、腫瘍が無くなっていました。 

全ては意識が現実を作っている。 

このことに気づいたとき、自分の魂の記憶が蘇って来たのです。 

 

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「そうだ。地球を救うために生まれてきたのだった。」 

 

その後、この想いで映画を撮り続けています。 

今、取り掛かっている映画『ゼロ・ウェイストPLUS~持続可能な暮らし~』で31作品目となります。この地球上のすべてのいのちが尊ばれ、「愛の惑星」となるように、映画を通して伝え続けていこうと思っています。 

 

東京にて

美しい地球を守るために

白鳥 哲

​映画監督・声優

 

https://officetetsushiratori.com

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